第4回ショウタイム with Hiroさん
2011.08.30.19:21
HITOHADAプロジェクト企画vol.4
第4回えがおはじけてショウタイムは、スペシャルゲスト Hiroさんこと岡本拡子さん とコラボしての歌いっぱいコンサート。
まだ夏休みを期待して今日に企画したのだけど、近くの小学校や幼稚園ももう、始まっているところが多く、残念ながら、子どものお客さんは少なかったけど、その貴重なお客さんが、超ナイスなお客さんだった。レジャーシートと手作りクッションで用意した観客席にすわったとたん、これなんだろうなあ、まくらだ~などと、大笑いで、まわりのおとなみんなもにこにこしてしまう。
キッシーさんの一人パペットショーに始まり、次はクラフト人形劇「ねずみとふうせん」。これも、昔の定番ネタなんだけど、ほかの二人は見たこともなかったのを、メールやら、音源ファイルやらをやりとりして、自主練。合わせるのは今日が初めて。最初はどうなることかと思ったけど、朝の集中練習で、まとまってくる。兄弟ネズミの息もぴったり。子どものお客さんの笑い声が盛り上げてくれる。3人とも、歌好きなので、エンディングのハモリもいい感じに決まったね。
くりこふぁんたの教え子の学生さよりなのパネルシアターに続いて、本日のメインゲスト、歌姫Hiroさんの登場。
午前中に教えてもらった手遊び歌やペープサートを一緒に。Hiroさんの歌とピアノで、演じてる私たちもとっても楽しいひとときだった。Hiroさんは、震災直後から陸前高田に通い、被災した保育園を応援している。実際に肌で感じたHiroさんから、支援とか、助けようではなく、「共有」していこうという言葉を聞いて、ほんとに、それが大事だなあと思った。そんなお話の後、できたてほやほやの歌ですと歌われた、次の春を待つ歌は、今は、まだそれどころじゃないかもしれないけど、それでも、春を悲しみだけでむかえないでほしいという願いが伝わり、心が震えた。
さて、そんな感動のステージの後、がらりとかわって、語り劇「食べられたやまんば」。これも昔のサークルの伝承レパートリー。来ていたこどものお客さんが小さかったので、こわがるかなと心配したけど、お話を知っていたらしい子が、おしょう役の私のほうを向いて、「あとで、たべちゃうんだよね」とささやいたので、なんか、応援団がついてるような感じで、演じることができた。最後には、子どもたちの笑い声を聞けてほっとした。
くりこふぁんたけんたろのおなじみの「なかよし」も、夏バージョンのリニューアルで楽しく盛り上がってフィナーレ。
お客さんが帰った後、片付けも終わった会場では、たったまま、リズム遊びの「ダンケナワマル(知らない方、いつかいっしょにやりましょう)」をやり、最後には、懐かしのチクサクコールまでやってしまい、とってもいい気分で会場をあとにすることができた。
そして、今日来られなかったメンバーちゃんこの作品バザーの売り上げもあって、本日のカンパ27450円!全額、陸前高田の保育所に役立ててと、Hiroさんに渡しました。