仙台でショウタイム2

2013.08.21.11:38

2日目の今日は、仙台市青葉区のかたひら保育園。去年公演した、のびすく泉中央の館長さんから、「いい顔・笑顔 人形劇の会」のことを聞き、呼んでくださいました。去年のご縁がつながってうれしいです。
さて、壁も床も温かい感じの木の園舎。宮城県のくりこま杉の床だそうです。
準備をしていると、子どもたちが、通りかかります。見てないようなふりをして、スキップしながら「ぼくは~、サッカーもうまい、リレーの選手~」と歌いながら通り過ぎる子、「あ、人形劇の人でしょ、こんにちは、わたし、妹もいるんだよ」とはきはきあいさつする子、「ぼくたちは、バラ組だから、来年は、6年生!」と1年生と6歳が まざっちゃった子など、とても、ひとなつっこくて、演じるのが楽しみになってきた。
今日も、なつみほコンビのリズム遊びから。昨日は、昨日で、一生懸命さが伝わるリズム遊びだったけど、夜、HITOHADAのベテランたちが、ちょこっとコツを伝授。そしたら、今日は、最初の声の出し方からして、ちゃんと、子どもたち一人一人の表情を見ながら柔らかく出している。ふりも、子どもたちとやり取りしながら、進めるので、みんなぐいぐいのってくる。こえをかぎりに、「こあら!」「かば!(あべコロさん、さっそく、とりいれましたよ!)」とおおきくポーズをとりながら叫んでくれる。
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続いての「どんちゃんまあちゃん」では、人が、緑の布をかぶって演じる木が登場した時は、ちょっと、乳児さんが木のおばけかと泣いちゃったので、今後の検討課題かな。でも、かくれんぼでもおすもうでも、みんな、負けそうな子の味方で「負けたほうが勝ち!」と深い言葉を何人もの子が言っていた。日頃の園の仲良しの様子が想像できてにんまりしてしまう。
それでも、「ねずみとふうせん」では、「台に乗ればいいじゃん」と、どうして気づかないのかもどかしそうに一生懸命教えてくれる。はしごを広げると、大拍手。
パネルシアターは、もう、みんな、大興奮。あんなに、大勢のちからいっぱいの「りんごごろごろ」は、演じている私たちが、うれしくってうれしくって笑い出しそうになる。「みかんかんかん、いて!」では、みんなで、いすからころげおちそうに「いて!」とずっこけてくれた。
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にんじんうんちくは今日も大評判。そして、だいこんさんたちが変身するたびに、「わ~」とどよめき。ほんとに楽しい公演でした。
最後に、パペットたちのプレゼント。会が終わって、小さい組から出ていくのを待っていた大きい組の子たちが、先生がつけている人形たちと、ハイタッチ。どんな名前を付けようかと、もりあがってくれました。
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片付け後、震災直後から、園をあけ、カセットコンロで、あるものをかきあつめて調理したご苦労などを伺いました。

えんを後にして、駅の近くで、牛タンで乾杯!。今回も、たくさんの出会いと、エネルギーをもらった、仙台ツアーでした。

9月下旬には、福島公演の予定。楽しみ楽しみ!。

仙台でショウタイム1

2013.08.20.22:04

今年も「いい顔・笑顔 人形劇の会」のご紹介で、仙台へ。1日目の今日は、のびすく宮城野へ。児童館の中に、乳幼児と家族のための広場と学童クラブが併設されているので、今日のお客さんは、お母さんに抱かれた乳幼児さんから元気な小学生。
朝、6時台に家を出て、新幹線で、仙台へ。仙台駅では、夜行バスで到着した、なつみちゃんみほちゃんと合流。なつみほは、くりこふぁんたの大学のゼミ生で、来年は、保育の現場に巣立つ大学4年生。若い力で、劇団なかよしもリフレッシュです。
仙北線の陸前原ノ町を降りたときは、雨が降っていたけれど、会場は駅から1分。傘いらずです。
さて、11時から会場で怒涛のしこみとリハーサル。ホールは冷房なしなんですよと聞いたときは、一瞬ぎょっとしたけれど、雨のせいか、東京の熱さとは違い、風も気持ちいい。子どもたちがちらりほらりとのぞきにきます。
1時開演。まずは、なつみほのリズム遊びでスタート。雨にちなんで、「あめのなかのあおむしくん」と「動物園に行きましょう」。
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子どもたちの気持ちが集まってきたところで、パネルシアター「くものおはなし」今回は、ふぁんたこっと。リズム遊びの時は、動きたいのに、周りの友達を見合って恥ずかしそうにしていた小学生たちも、「あれ、この雲は何の形かな?」と問いかけると、競って、「ソフトクリーム!」「おばけ!」と答えてくれる。そして、くりぐりのねずみと風船。小学生のお客さんだったので、歌と語りのこっとがいつも以上に「どうしたら風船とれるのかなあ」を困った声でいうと、クスクス笑い声。ラストでは、わあっと歓声を上げてくれました。ゆっこかこの「べんけい」からの、くりふぁんこっとのやまんば。実は、ふぁんたは、直前にひざをけがしていたのですが、そこは、HITOHADA魂で、渾身の「行かせてけれ、行かせてけれ」の足バタバタ。はらはらしながらも、和尚の私は、思わず感動してしまいました。くりこやまんばはやっぱりこわく、何人かのは、「もういい~」と泣き、「これって、最後、たべちゃうやつだろ、しってるしってる」といってた小学生たちも、かたまって集中してみています。「はい、ごちそうさま」までで、みんなほっと、笑顔に。これが、和尚みょうりに尽きるんだよなあ。
「おひさま」の歌では、はずかしがって、踊らなかったお姉さんたちが、おわってから、手でハートを作ってくれていたのがうれしかったよ。
「やさいのおはなし」もてっぱんパネルシアター。幼児さんはもちろん小学生たちも、「トマト~」「あれは、パイナップルだよ」「かわいい!」と思いっきりよびかけにこたえてくれます。そして、「にんじんだいこんごぼう」。にんじんくんのうんちくに、おとなのお客さんが、「なるほど」とか、「そうなんだ」と感心してくださったのがくすぐったかったです。にんじんくんは、賢い勉強家だけど、5歳児ぐらいなので、ときどき、あやしい知識もあるからです。「かえるじゃらし」とかね。
最後に、「いい顔・笑顔 人形劇の会」から託された、人形たちをプレゼント。
今回は、オニくんがいたので、なつみほちゃんたちが、「オニのパンツ」までやってくれたのに、「ごくたちものびすくの仲間に入れてね」と聞くと、「うさぎさんとぞうさんはいいけど、オニくんはいらない」といわれ、オニ君がずっこけたのも受けていました。「わたし、うさぎ~」とか、「俺、おに~」「ぼく、ぞう~」と一緒に早く遊びたい気持ちが伝わりました。
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そして、夜には、仙台在住のあべコロッケさんが、全国の炉端焼きスタイルの元祖「炉ばた」に連れて行ってくれました。「炉ばた」は、東の金子みすずともいわれる童謡詩人スズキヘキさんが、大正時代から通っていらして、仙台の店長さん天江富弥おんちゃとともに、「おてんとさんの会」を立ち上げ、東北の児童文化の発信地であったそうです。いまの店長さん加藤おんちゃは、ヘキさんが常連だったころからここにお勤めで、ヘキさんと富弥おんちゃのエピソードを語り、ヘキさんの歌を歌ってくれました。不勉強にも、私は、スズキヘキさんをぞんじあげなかったのだけど、加藤おんちゃが語り歌ってくれたとき、眼の前に確かにスズキヘキさんがいる気がしました。加藤おんちゃは、貴重な楽譜入りの童謡集を私たちにくださいました。ヘキさんの祈るような、赤ちゃんにささやくような節回しの全部は楽譜には表れてはいないでしょうけど、私たちなりに、祈りを込めて、子どもたちと歌っていきたいなと思いました。

あべコロッケさんは、名取の子どもミュージカルと泉区民まつりという大きなイベントで、八面六臂の活躍をしている貴重な時間をさいて、私たちの仙台の夜につきあってくれて、「炉ばた」でのすてきな文化にふれさせてくださり、最後には、私たちを送り届くてくれたビジネスホテル前の舗道の真ん中で、あの伝説の「シシカバブー」(HITOHADAショウタイムにも近日公開!乞うご期待!)を伝授してくださるという大サービス。ほんとにほんとに感謝です。これにこりずに、またよろしくお願いします。
あべコロッケさんたちが、震災後いちはやく立ち上げ精力的に活動している「子どもの笑顔・元気プロジェクト」の報告集もいただきました。改めてじっくり読ませていただき、被災した保育の現場で必要なものを必要なところに届け、また、子どもの笑顔を取り戻すために、さまざまな楽しい企画をおこなってきたことに感動しました。まだまだ、復興は道半ばで、つらい思いをしている人もたくさんいらっしゃると思うけど、この報告集に載っているたくさんの子どもたちの笑顔が、広がっていることを心強く思いました。私たち、HITOHADAのささやかな活動も、この「子どもの笑顔・元気プロジェクト」にハチドリの1滴かもしれないけれどお役にたててうれしいです。
プロフィール

HITOHADAプロジェクト

Author:HITOHADAプロジェクト
震災後
子どもたちに笑顔を届けるために「一肌ぬごう」
子どもたちに「人肌のぬくもり」をと、立ち上げた
HITOHADAプロジェクトの活動紹介ブログです。

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